みんな大好きアレが食べ放題？！旅館に行ってきた

みなさんこんにちは！たけのこ夫婦です。

今回は四国旅行の１日目、道後温泉で泊まったホテルをご紹介。
大人も子どもも大好きなアレが食べ放題のホテルなんです・・・！！
他にも子連れに嬉しい細やかな気遣いがありましたので、道後に行った際にはぜひ子連れパパママには宿泊先候補に入れていただきたいお宿です。

それではいってみましょう〜！

150年以上続く超老舗旅館

今回我々が泊まったのは、【大和屋本店】さん。

道後温泉本館まで徒歩2分の立地で、商店街へも歩いてすぐです。

創業は慶応4年（明治元年）。150年以上続く超老舗旅館です。
平成8年に新築再創業されているとのことで、建物自体は古いですが中の設備やお部屋はきれいでした。

なんとこのお宿、中に本物の能舞台があります。
ここでは定期的に公演が開催されており、日本の伝統芸能を継承する役割も担っているとのこと。
宿泊客はこの能舞台で能面をつけて記念撮影をすることができます。
我々は残念ながら時間がなく撮影できませんでしたが、神聖な能舞台に上がれる貴重な体験はぜひしてみたいですよね。（※舞台に上がる際は、お部屋にある白足袋を着用しましょう）

道後温泉本館と同じお湯を楽しめる

湯殿/道後温泉　大和屋本店

旅館のお風呂は道後温泉本館と同じ引き湯を使用しています。

そもそも道後温泉とは

日本にはたくさんの温泉がありますが、関西では道後温泉ってすごく有名です。
道後温泉と言えば、小説「坊ちゃん」の舞台、歴史ある木造建築の温泉。
このようなイメージがあるかと思いますが、これらは「道後温泉本館」のこと。
道後温泉の外湯は３つあります。

それぞれを簡単にご紹介。

道後温泉本館

道後温泉本館/道後温泉

日本最古の温泉と言われる道後温泉のシンボル的な存在。
「神の湯」に代表される温泉施設です。
現在は保存修理工事を行いながら営業を続けています。
道後温泉本館の全館営業再開は、2024年7月11日を予定しています。

椿の湯

椿の湯/道後温泉

地元で愛され続ける温泉で、松山市民の生活に欠かすことのできない公衆浴場です。
今回夜はこの温泉に行きました。
浴衣を着た観光客の方も多かったですが、同じくらい地元の方もお風呂に入りに来ていました。
施設自体はあまり大きくないので、スーパー銭湯というよりは、昔からある銭湯という感じです。
道後温泉という特別な場所にある「親しみの湯」です。

飛鳥乃湯泉

飛鳥乃湯泉/道後温泉

2017年に開業した新しい温泉施設。温泉と最先端のアートが楽しめます。
現在、建物の中庭に虻川実花さんの作品が展示されている様子がSNSで話題になっている
場所です。（※こちらの展示は、2024年7月10日まで）
こちらの温泉はまだ行ったことがないのですが、施設がとても広くて、他の２つには無い露天風呂があります。愛媛の伝統工芸とアート作品がたくさん飾られているということで、次に訪れた際は必ず行ってみたい温泉です。

道後温泉は全国でも珍しい、加温も加水もしていない源泉掛け流しの湯です。
湯温が少々熱めなので、お子様は長く入れないと思います。（大人でも熱いくらいです）

風呂上がりに食べ放題？飲み放題も？？

さて、肝心の「みんな大好きアレ」とは一体・・・？

SNSで話題になっていたので知ってる方も多いかもしれませんが。。。

正解はこちら！！

大和屋台/道後温泉　大和屋本店

そう！子どもも大人もみんな大好きうまい棒です！！

大浴場の前の休憩所スペースに「大和屋台」として、無料でうまい棒（駄菓子の時もあるそう）と日本酒飲み放題のサービスがあります。

大和屋台/道後温泉　大和屋本館

このサービスに子どもたちは大喜びです！それに便乗して大人も大量に取ってしまいます！
我々の子どもたちは初めてのうまい棒でしたが、ばくばく食べてました。

また、日本酒バーは３つのお酒を試飲できる形です。
ノンアルの梅酒もあるので、授乳中のママも楽しめます◎

もう駄菓子なんて久しく食べてないのですが、子どもはもちろん嬉しいけど、大人も懐かしくてついつい手に取っちゃいますよね。

自分が小さい時に食べていたお菓子を自分の子どもと一緒に食べる事もなんだか嬉しいですし、「ママはコンポタが好きで遠足には絶対持って行ってたよ〜」とかって子どもに話す事も楽しい。
日常ではゆっくりと子どもたちにママの昔話をしてあげられることなんて中々無いので、
このような時間を持てる「旅」ってやっぱり良いですよね。

痒い所に手が届いてる！子連れに嬉しい気遣い

駄菓子Barなど子どもを喜ばせる仕掛けがありつつも、さすがは老舗旅館。
子連れに対する細やかな気遣いがありました。

お部屋の洗面所に、「オムツ入れなどにお使いください」というメモとともにビニール袋が置かれていました。

朝食の際は、1歳の息子のためにハイローチェアの背もたれをあげた椅子を持ってきてくださいました。
我が家の暴れん坊将軍には子ども用椅子はまだ少し大きくてベルトすり抜けるし、座らせてもじっと座ってないしすぐ立ち上がります。こんな感じだと親はもちろんゆっくり食べられないのですが、案外、子ども用椅子しか用意されていないところが多い。でも今回はハイローチェアを用意していただいたのでガッチリ固定して、立ち上がることなく食べられました。

この頃って月齢が少し違うだけで出来ることも全然違ってくるので、その時に必要なものも変わってくるんですよね。2歳くらいから上は子ども用椅子でみんな座れるけど、1歳にはまだ大きい。だからと言って親の膝の上では無理だ。。みたいな。
その微妙な違いに対応したもの（今回ならハイローチェア）を用意してもらえていた時の
母の嬉しさを、子連れママパパにはわかってもらえると信じております・・・！！

おかげさまで、旅館名物の自分で作る海鮮丼も美味しくいただけました。
（食べるのに夢中で写真撮れてない。。。＃食いしん坊あるある）

朝食ビュッフェは和洋折衷で、海鮮丼の他にもみかんジュースが3種類もあったり、朝からシャンパンが飲めたり、アイスも取り放題です。地元のソウルフードじゃこ天があったり、うどんもあります。美味しいし種類豊富なので何回も取りに行ってしまいました。

子連れもウエルカムな老舗旅館

大和屋本店の歴史/道後温泉　大和屋本店

旅館の門構えから老舗感漂う敷居の高そうなお宿ですが、子連れでも気兼ねなく泊まれるお宿でした。
立地もよく外湯や道後ハイカラ通りへ歩いて2〜3分なので、子連れでも全然いけて楽しめます。

道後温泉へ遊びにくる際にはぜひ泊まってみてください〜！